どうも児玉です。
今日は3月11日。
日本人として決して忘れられない12年前に震災の起きた日です。
失ったものがあまりにも多かったあの日。
その後の懸命な復興作業でようやく戻りつつあります。
フランスのマクシミリアン・リンゲルマンという農学者が唱えた
【リンゲルマン効果】
人は共同作業をする際に無意識に手抜きをしてしまうというものです。
綱引きで例えられる事が多いのですが、
サッカーで例を挙げるならば、
選手みんなでサッカーゴールを運ぶ時に、ただ乗りをする状態。
要するに持っているように見えて実は力はそれほど入ってない・・・一人一人が全力を出さない。
もしくはただ手を添えてるだけ。
そんな経験ありませんか?
もし、これを少人数で運ぶとしたら、
100%とはいかなくても全力に近い力が必要ですよね。
そして個人の負担が大きければ大きいほど長時間持続することは難しくなります。
試合でも同じ。
一人二人が常に全力で、残りの選手が50%程度では勝てる試合も勝てません。
復興も同様で「誰かがやってくれるだろう」という考えの人ばかりなら、復興することはなかったでしょう。
そして、
決まった人がずっと全力ならばここまで続かなかったと思ってます。
やれるときに全力でやる。
やらなきゃいけないときに手を抜かない。
きっと、
このメリハリの部分が大事なんでしょうね。
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