どうも児玉です。
今回は少し長くなりますが、興味のある方は最後まで宜しくお願い致します。
巷で耳にする「補欠廃止論」
私は別に「補欠廃止論者」ではありません。
人数の都合上A・Bチームに分けざるを得ないクラブもあるでしょう。
勝利することによりクラブの地位を上げていくスタンスも否定しません。
ただ、
ウチのやり方とは違うだけ。
ここだけなんですよね。
まあ、
「人数の少ないクラブが何言ってんの?」
と言われてしまえばそれまでですが、
それでも中1から中3までで11人以上はいます。
そして全員を出場させる。U-15でね。
スタメンから外れる選手もいるけどさ、
必ず交代してもらう。
以前、聞いた話です。
チームによっては「車だし当番」というのがあるそうで・・・
試合などで会場に選手を送り届ける役目を保護者が順番でするというもの。
ここで例えば、
補欠の保護者が「車だし当番」になったとして、
試合に行っても自分の子供の出場機会がない。
それでも順番だから必ず当番が回ってくるのです。
これ、実際に遠征などでも同じ状況があるそうですよ。
ここで不満という感情がでてきます。
なぜ出してもらえないのか?
一日ベンチに座ってて巧くなるのか?
絶対に試合に出たほうが上手になるんじゃないか?
これね・・・
全部正解だと思いますよ。ちょっと優生思想が見え隠れしてるようにも感じるし・・・
以前にも書きましたが、
私の中学時代の恩師は、とにかく巧い下手ではなくて「リフティング200回」がスタメンの条件だった。
だから、みんな必死でやるわけよ。
その結果、
私より巧いのにベンチスタートの選手がいる。
努力した選手がスタメンなの。
要はこれがマネージメントだと思うんだ。
選手達も納得するでしょ。
監督がそう言ってその通りにやるんだから・・・
そうすると、
結果的に巧い選手も努力するんだよね。
これね、
勘違いのないようにお伝えしますけど、
リフティング=巧い選手
じゃない。
ここまでの努力する日々と、しなやかなボールタッチには必要だということ。
だから私の通ってた中学は強かったのかなって思う。
そんなZOO sports clubでも細かな相談があるのも事実。
クレームとまではいかなくても説明を求められる程度でね。
ここをしっかり対応するのがマネージメント。
そして納得して貰う。
だから、
ウチでは「ウチの子を試合に出して下さい」っていうのは勿論ない。一度もない。
日曜日にやったトレーニングマッチでさ、
初めて得点した選手がいたんだよね。(フルコートの試合)
良いポジショニングから良い入り方だった。
いつもは消極的なんだけどやれば出来る子っていうのかな・・・(待たせすぎだけどね 笑)
本当にやって結果を残した。
これだって出てなければ無かった成果だよね。
そしてこの瞬間が選手を大きく成長させる。
良く外国の育成メソッドを語る人もいるよね。
勿論、良い面は取入れるべきだと思うし、そうやって日本サッカーが栄えてきたのも事実。
でもさ、
押しつけるのは違うよ。
0か100か?の二元論みたいな。
日本の生活様式もあるじゃん。
教育現場の違いや、
そこに地域差だってあるんだ。
全てが合致する?
しないでしょ?
それを、すり合わせるのもマネージメントだけど、主役の選手が少しでも犠牲になるのは違う。
「全少」:JFA全日本U-12サッカー選手権大会
今はU-12って呼ぶんだっけ?
これも廃止論を耳にするけど、これもメソッドが違えば参加しなければ良いだけだと思うんだよな。
骨子をしっかりとして進む方向(ベクトル)を合わせる。
運営側と選手と保護者ね。
ウチでは「楽しめればそれで良い~」という選手も大歓迎です。
下の過去の記事を見て頂ければ一目瞭然。
皆さんが知ってる高校もありませんか?
kodama-kodawari.hatenablog.com
ZOO sports clubでは個々が思い描いた進路へ向かって行きます。
県外の強豪校や伝統校から県内の強豪、県立高校まで。
それは選手自身が目標としてることです。
なので、その意見を尊重してます。
中3になってすぐにアンケートを書いてもらう。
良く家族で話し合ってね・・・
そして、
自宅から近い方が良ければそのように。
県外で勝負したければそのように我々スタッフが全力で応援するだけです。
人数の都合もあって流石に今はリーグ戦にも参加出来てません。
でもね、
進路では負けてないでしょ?
全国大会のメンバーに選出された選手も出ました。
kodama-kodawari.hatenablog.com
kodama-kodawari.hatenablog.com
巣立って行った選手達も頑張ってくれてる。
だから私達スタッフも頑張れる。
間違ってなかったんだって。
ここまで含めてZOO sports clubのマネージメントです。
とは言え、
現時点で足りない部分も理解してます。
随時、改善に努めて参りますので何卒、ご理解ご了承の程よろしくお願い申し上げます。
ZOO sports clubスタッフ一同
乱文・長文でしたが最後までお読み頂きありがとうございました。