どうも児玉です。
良く出来ましたぁ~
ところで、
幼稚園や小学校低学年の頃ってさ、
先生から
「〇〇君、よく出来ましたぁ~」
とか言われてたよね。
あれって、
実際はメチャクチャ上からで、見下してる感覚なんだよね。(勿論、幼い頃は良いんだけどね)
よく、
褒めて育てるって言うんだけど、
年代やタイミングによっては、
褒めないと動かなくなるようにしてしまったり、
あからさまなのは逆効果な気がするんだ。
だから簡単には褒めないよ
ジュニアの低学年や中学年がリフティングで最高記録を更新した時などは一緒に喜ぶけど、
ジュニアユースには、
私は簡単には褒めないよ。
だって分かるでしょ?
彼らはそんなに単純じゃないよ。
おだてたり・・・
持ち上げたり・・・ってあまり効果的じゃないと思う。
だから、
私が褒めてるときは本心だと思ってください。
■まとめ■
下のグラフをみてください。
これはあくまでも1例ですが、
小6から中3までの9人のデータを今回のブログのためにランダムに簡単にまとめたものです。
青が入団時です。
選手達は、
本当に良い時にしっかり評価(褒める)すると伸びるんだけど、
実感が無いのに評価されると、その時は良くてもその後の伸びがイマイチなんだよ。
そう、
そんなに子供じゃないんだよ。
例えばね、
ここで言うG君とI君は最初から上手な選手で同じくらいのレベル。
特にG君の方はI君に負けたくなくて必死にやってるわけよ。
ライバル心がメラメラ・・・
その心に火をつけるようにG君を褒めてみる。
すると、
それで良しと思うのか、伸びが止っちゃうんだよ。
じゃあ、
I君を過剰に褒めて、G君の嫉妬心をかき立てたりすれば簡単じゃない?
でも、
それじゃあI君が伸び悩んじゃうよね。
これも、
褒められればそれで良いとなっちゃうから。
まあそれでも3年後にはI君の方が少し上だったかな?
でもそれはG君の目標が他人であって、自身を高める事が出来なかったからだと今は思ってる。
つまり、
褒めるって言うのは、必ず誰かに影響しちゃうと思ってるのよ。
勿論、
個別に話す時は別だけどね。
そうじゃない場合は気をつけないといけない。
だから私は簡単には褒めませんよ。
プレーの質とタイミング、選手の精神状態が本当に大事!
気休めや現実逃避はいらない!
何度でも言うけど、
私が褒めてる時は本気の本気の本心だからね・・・・
おだてたりお世辞とは違うのよ。
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■ZOOスタッフルーム■
中学生にもなればおだてられてるのなんて理解してる。でも、お世辞じゃないよなんて言われると大人でも嬉しいでしょ?