どうも児玉です。
私は現役引退後に大宮アルディージャのフロント業務に就いておりました。
そこで、
育成年代の指導に携わる機会もありました。
その中には自分の子供をプロにさせたいなんて感覚の保護者もいましたが、
大半は、どうせやるならとことん熱中させてやりたいという声の方が多かったんですよね。
そう、この感覚が大切思うんですよ。
保護者が勝手に
「プロになるわけじゃないから」
とか
「上手じゃなから」
なんて勝手に結論を出して進む道を決めちゃう。
そう、
保護者がお腹いっぱいになっちゃって子供を誘導しちゃうケース。
子供が満足するまでさせてあげない。
結局は、
そこまでやったのだから対価が欲しいって事なのかな?・・・
とことん突き詰める事をムダや損だと感じてしまう。
これが子供に伝わるんですよ。
そう、子供だっていつまでも幼くないからね。
その点、
音楽や絵画などの文化系は違うよね。
音楽ならピアノやバイオリン。
教室だって楽器だって安い物じゃないよね。
絵画だって美大に行くなんてなったら・・・
でもさ、
応援してる保護者はプロのピアニストやバイオリニストにしたいのか?
プロの絵描きになって欲しいのか?
大半は違うでしょ。
これって前述したアルディージャの育成に似てない?
私も徹底的にサッカーをしてきたから分かる。
とことん突き詰めた事がないと分からない世界。
東大卒や慶応・早稲田卒なんて聞くと見る目変わらない?
強豪校出身なんて聞くと、その当時出られて無くても一目置かれるのよ。
そう、
スタートラインが変わるの。
勉強を頑張らせたいから部活を選んだ・・・なんて聞く事もあるけど、
思うように成績は上がってるのかな?
ウチの選手達って意外と勉強が出来る奴が多いよ。
ここは突き詰める力。
覚悟を決めた人間性。
きっと
これが大事なんだと思うんだよね。
育成年代で大切だと思う事。
それは保護者の応援する気持ちだと思うのです。
私には子供はおりません。
でも、だからこそ客観的に見れるのです。
そんな児玉の思う事・・
でした。
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