どうも児玉です。
前回の「カラーが強い」って話。
実は今の色になる前の話があるんだよね。
以前少し書いたんだけど、
ウチがZOO sports clubという名前になる前に、
最初は近隣の子供を集めたスクールのような感じだったんだ。
まずは、
集まってくれた子供達にひとまず個人戦術を教える事から始めたんだ。
身体の向きやはがし方。体重移動などなど・・・
その時、
最近の子供はみんなこんなに飲み込みが早いの?
って思うくらいに成長?していった印象だった。
そして、口コミで人数が増えて行く・・・
ある程度人数が増えてきたので、
チーム戦術を教え始めた。
セオリー通りの展開や逆をつく動きなどなど・・・
思ったよりハマってきちゃって人数揃えば試合できるな?
なんて思うようになってきた。
急造のチームだったけど、試合をさせてみたくなってきた。
そんなとき、
近県の知り合いから招待杯のお誘いがある。
グッドタイミングだよね。
迷わずエントリー。
そして、
チーム数は少なかったけど優勝しちゃった。
その場では浮かれたよ(^_^)
その場ではね・・・
でも、
何かコレ違うな?って思ってたんだ。
そう・・
気づいてしまった。
私の自己満足であることに・・・
アルディージャのフロントにいたころ、
育成部門の人数が足りないと、かり出される事があった。
人数合わせみたいだったし、直接指導することは数えるくらいだったけどね・・
今で言うJ下部。
最初から凄い選手がうじゃうじゃいるんだ。
あちこちから集まるプロを目指す卵達。
そして、
私がその時やってた事はフロント時代に、そこでやってた事と同じだった・・・
その頃を思い出したんだよね。
誰がどうとか、あのクラブがどうとかではなく、
私が今やってることは勝つ手段を教えてるだけだと気づいたんだ。
そして、
このチームではあの卵達のチームには決して勝てない。
今は
エンジンが違うから
だから、
その大排気量に対抗する決意をしたんだよね。
それが
ZOO sports club
そして
時は流れ・・・・・
創立から6年たったある日のこと。
知り合いの指導者からジュニアの大会に招待されたんだ。
概要は、
2ブロックで予選をして順位決定戦をする大会。
そこで、
ZOO sports clubのスタイルで優勝することができました。
嬉しかったよ~。
相手は良いチームばかりだったからね。
良い選手も大勢いたし。
勝敗にはこだわらないって言ったって、ウチのスタイルで・・、個々が自分の判断でやりたいようにやって、
それで勝てればこれ以上の事はないでしょう。
本当に自由にやってたんだよ。
この後、
その会場にいたそれぞれ別のチームの選手が4人、今ウチのジュニアユースにいます。
排気量なんて関係ない・・・
ただ強かっただけじゃない・・・
魅了する・・・
そんな部分だったのかな?
まだまだ全然道の途中だけど、あの時の自己満足に気づかなければ今の私はないと思ってる。
選抜された特定の人間しか叶わない夢じゃつまらない。
全ての選手に夢とチャンスを!!
児玉でした。