こだまのこだわり

埼玉県日高市でZooスポーツクラブという総合型スポーツクラブを運営しております。主にサッカーに力を入れていて、ドリブルをテーマとした個の能力アップを目的としています。http://zoo-sports.com/

全体ミーティング

 

 

 

どうも児玉です。

 

ご無沙汰してます。

昨日は雨予報というのもあり、当クラブの全体ミーティングに変更させて頂きました。

 

 

選手だけではなく保護者の方々にも貴重な時間をいただきまして、あらためてZOO sports clubのルール説明をさせていただきました。

 

中途半端な時期?とお思いでしょうが、

昨年度の卒団生(6期生)が抜けてから、だいぶ雰囲気が変わりました。

 

ZOO sports clubの概念に変化が現れてきていたのです。

良い意味も悪い意味もね。

 

しばらく様子をみていましたが、

ここで原点に戻ってみようということになり、梅雨時期開催をさせていただいた次第です。

 

昨今では、

小学生でもスマホを携帯することが当たり前になっていたり、SNSなどでのトラブルもニュースで観たり耳にしますよね。

 

その辺の追加もありましたから。

 

 



子供の育成に携わっていると、

外因によってサッカーからはなれてしまうことがあります。

 

シンプルにサッカーが嫌になって辞めたのならまだしも、何かの影響で避けるようになる。

 

例えば、

大人に分かりやすく言うと、

どうしても嫌いな道、通るのが憂鬱な道ってありませんか?

渋滞が凄いとか右折のための車線変更が多いとか・・・

 

 



そしてこの影響で、

ストレスになるから通らなくなる。

深刻になると、

ストレスになるから目的地に行かなくなる。

 

これ、

心理学では一種の防衛本能とも言われているそうです。

 



このような事は子供にもありまして、

少子化の影響もあり、子供へのルールが年々弱くなってると感じてます。

 

甘いルールの中で生活する事になれてしまうと、少しでも厳しい環境になると拒否反応が出る。

 

勿論、目に余るルールは論外ですが、分母から考えても不登校や馴染めない子供が増えていると統計でも出ているんです。

 

文部科学省 調査結果



上の文科省の統計を見ても分かるとおり、

特に中学生は2003年から増加して2010年辺りからは急増。

そこからはほとんど横ばいです。

問題は増えた状態がスタンダードになっている事なんですよ。

 

世間でも話題になったゆとり教育”脱ゆとり教育”。

まあ、この話は場末のサッカー指導者が語るべきではないので端折りますが、

これは明らかに我々大人の世代の課題だと感じてます。

 

 

中学生になればルールも一気に増えます。

学校では勉強も難しくなり、社会的にも大人料金になる。

でも、

突然、背景が変わりすぎると追いつかなくなる子供もいますよね。

 

我々大人だって、

会社の部署が変わったり、仕事内容が変われば苦労する。

そりが合わない上司もいるでしょ。

でも、それを克服して今があります。

 

この環境の変化を子供達に置き換えて徐々に伝えていく!

いつまでもコロナのせいにしない。

心の準備は小学生世代で徐々に始めていく必要があると思ってます。

 

昨日のミーティングも、

ひょっとしたら厳しいと感じた方もいるかも知れません。

ジュニアには関係ない話だと感じた方もいるのかも知れません。

 

しかし、

現実からみれば対岸の火事ではないのです。

 

だからこそ、

ローカルレベルならではの、

一人一人の個性と向き合えるルール。

そしてそのルールとは、

必ず誰かを守るもので無ければならないと思ってます。

 

 

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