どうも児玉です。
快晴とまではいかなかったけど、土日が普通に出来たのは久しぶりだな・・・
ところで、
ヤフーニュースで取り上げられた、サッカー元日本代表の本田圭佑氏の発言。
「どう考えたって苦情をいう大人は頭がおかしい」
これは、ここだけ切り取られてニュースになってるので詳しく説明しますと、
最初は
子供達が公園で遊んでたら、子供の声に対して「うるさい」と注意する。
このような苦情が多くて、公園でのボールの使用が禁止されたというもの。
そして、
この苦情を入れた大人に対して発せられた文章でした。
自分達だって子供の頃は遊んでたでしょ?ってね。
でもこれってさ、最近始まった話じゃないんだよ。
もう結構前から聞く。
要するに、
公園の周辺に住んでると一日中、子供達の遊ぶ声が聞こえてくるのよ。
子供達が入れ替わり立ち替わりね。
そして
最初はそんなに怒ってたわけじゃないと思うんだ。
もし、住んでる横に公園が出来るとします。
嫌なら反対すればいいよね。
逆に、
わざわざ公園の横に引っ越して来たなら賑やかなのは分かってたはず。
理解してたと思うんですよ。
どこで変わってしまったのか・・・
例えばさ、
公園内で蹴ってたボールが隣の家の庭に入る。
そして、
庭の中にあった盆栽の鉢が割れてしまった。
まあ、だいたい
家主が子供を叱るよね。
私が思うのは、
これに対しての子供側の主張が変わってきたんじゃないのかな?
まず、家に帰って保護者に伝えるでしょ。
保護者は自分の子供がやったことより、叱られたことに嫌悪感を抱いちゃう。
この辺なんだと思う。
私が子供の頃だってよく叱られたよ。
おっかない家もあった。
もし、そんな家にボールが入ったらジャンケンして取りに行ったもんだよ。
そして、そこでしっかり謝れる子供に育つように思うんだ。
まあ、
その家主の気持ちを考えてみればボールが飛び込んでくる毎日。
それが時代が変わり、
叱れば保護者が出てくる。
普通に謝ってくれればまだ良いんだろうけど、反発されれば来ないで欲しいと思うよね。
その結果が
「子供の声がうるさい」
に、発展したんじゃないかな。
行政側もトラブル回避の為に先手を打っちゃうだろうし・・・
そしてここからが大きな問題だと思ってます。
自分の子供を叱らなくなってる保護者の増加に加えて、他人に叱られるくらいなら遊ばせないようにしてしまう。
この変な忖度ね。
これがこの問題の鍵になる気がする。
このような事から公園で遊ぶ年代の変化。
これに少子化が拍車をかけて、ボール遊び禁止にしやすくなっちゃったんじゃない?
公園の利用者の年齢層が変わってきたってこと。
ベビーカーを押したママさんや、お年寄りが増えた気がしない?
実は昔だっていたんだけど、ボールを追いかけてる子供達の絶対数が多かったから印象が違うんだよね。
みんなが騒いでれば気にならないんだけど、数人の子供がボールを蹴っててそのボールがお年寄りに当たっちゃう。
そうすると・・・
少数派が忌み嫌われるわけ。
実は、ZOO sports clubが月曜日に自主練と称してグラウンドを開放したきっかけの一つもこれだった。
近くの公園や広場ではボールが蹴れない。
それなら月曜日に開放しようか・・ってね。
昔はいくらでもあった子供達の遊び場・・・
子供の減少と比例して少なくなっていくのは自然の摂理なのだろうか?
しかし、
本田圭佑氏のようなインフルエンサーが発信してくれるのは、世の中が変わる大きな一歩になるだろう。
児玉でした。
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