こだまのこだわり

埼玉県日高市でZooスポーツクラブという総合型スポーツクラブを運営しております。主にサッカーに力を入れていて、ドリブルをテーマとした個の能力アップを目的としています。http://zoo-sports.com/

身体のメンテナンス

 

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どうも児玉です。

 

ここ最近、2名ほど同じような足の故障を訴えてきました。

 

詳しい方にお聞きしたので説明していきたいと思います。

 

 

足の裏が痛い

その2名の選手からの話では

「足の裏が痛い」

という事でした。

 

オスグットシュラッターやシーバーは良く耳にしますが、足裏はあまり聞きません。

 

症状によっては医師の診断は必須ですが、

普段からの身体のメンテナンスは充分だったか?

 

見直してみる必要があるかも知れませんね。

 

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図:1



上の図のように足裏には足底腱膜という強靱な繊維状の組織があります。

 

踵(かかと)から足の指の付け根にかけて広がっています。

 

おそらくはこの腱膜が炎症を起こしているのが原因ではないかと推測しました。(医師の診断必須)

 

どのようにケアすれば良いのか

足の裏には歩行時に体重の1.3倍程度、走行時には3倍程度の重さが掛かります。

 

これが成長に伴い弱い部分に影響してくるのです。

 

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図:2



図:2では足の腱を三角形に見立てました。

 

これを輪ゴムで三角形を作ったとイメージしてください。

 

今回の部分はCですね。

 

このCの部分に痛みを感じるならA・Bの部分をストレッチしたり、マッサージしてみてはいかがでしょうか?

 

要するにA・BをほぐしてCの負荷を減らすイメージです。

 

 

*想像してみてください。

輪ゴムを三角形にしてCの部分が今にも切れそうなくらいに傷ついていたとしましょう。

 

そこを伸ばしたり強く押したらどうでしょう?

切れてしまいますよね?

 

我々素人だと、

どうしても早く治したいのでCをマッサージしてしまいがちですが、

 

患部をマッサージするのは医師の知識が必要です。

 

むやみに触れないことをお勧めします。

 

 

■まとめ■

だいたいの選手は痛くなってから動き出します。

 

今回の2名も医師の診断は受けているようです。

それほど深刻な状態でないようですが、足底腱膜炎は完治するケガではないと言われております。

 

なぜ完治しないのか?

 

それは、酷い筋肉痛のようなイメージですかね。

 

使いすぎて放っておけば筋肉も痛みますよね。

 

それが弱い部分に出る。

 

要はケガではなくそういう体質だということですね。

 

 

同じような例で、

大腿部の膝から足の付け根、要するに太ももの前面部分の筋肉が堅くなると、成長期にオスグットになり易いし、ふくらはぎの筋肉が堅くなるとシーバーになり易くなる。

メンテを怠った部分にしわ寄せがくるようです。

 

なので、

オスグットなら太もも前面をほぐして、シーバーならふくらはぎと足裏、足裏なら足の甲とアキレス腱からふくらはぎをマッサージするだけで痛みがやわらぐことがあります。

注意するべきは、

痛みを感じたらまずは患部を直接刺激しないで、その部分から繋がってる筋肉をマッサージしてみる。

 

勿論、

痛みが無い時からストレッチをすることが予防にも繋がるんです。

 

因みに、

今回の情報元の方はご自身も若い頃にオスグットとシーバーに悩まされ、その後、育成に携わるようになった時にスポーツマッサージの勉強をしたそうです。

そして、

その方の中学生の息子がウチに所属しているのですが、サッカーを始めてから今まで1度も足の故障はないそうですよ。

 

ジュニア時代は練習日の夜に毎回フットマッサージをしていたそうです。

 

転ばぬ先の杖・・・

 

普段からのメンテナンスは大事ですね。

 

大人でも、

少しストレッチしてからだと良く眠れたりするものです。

 

これを機に見直してみては如何でしょうか?

 

 

児玉浩一

 

 

ケガは運動量と身体の調子やタイミングで個々に違います。必ず医師の診断を受けることをお勧めします。

情報元:髙野さん

 

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