どうも児玉です。
今回は私なりの育成のこだわりを少しだけ書きたいと思います。
昨日がトレーニングマッチだったことは前回の記事で書きましたが、中3のチーム相手に小6が入るという環境で望んだわけです。
そして小学生全員に前線でボールを追うようにポジションを配置しました。
そうすると、
皆さんのご想像通り、軽くかわされちゃうんですよ。
「プレーが軽い」
一般的に言う、それになります。
当然ですよね・・・
「軽い」
何を以て軽いと言うのか?
正しい解釈とすれば、簡単にボールを奪われてしまったり、簡単に抜き去られてしまったり・・
しかも、奪われても追わなかったり。
こんな所でしょうかね。
これには年齢は関係ありませんし、プロでも起こり得る事。
ですが、
今回の注目は相手選手のレベルです。
昨日のように小学生が、3学年も上の選手達とプレーすれば軽くいなされるわけです。
しかも、相手は強豪高校に進学する選手ばかりなんですよ。
だからこそ、
ココが肝心なんです。
通用しないなら、
何をすれば良いのか?
どうしたら奪えるようになるのか?
どうすれば絡めるのか?
そこに選手達が気づけるのか?
諦めるのか?
そこを私は観ています。
これは学年問わず全員を観ています。
(今回に限った事ではないのです)
コーチが、
試合中に起きた現象に対して、「あのプレーはダメだ」「このプレーはこうした方が良い」は素人でも言えますからね。(現象コーチング)
そこじゃ無いんですよ。
(戦術・テクニック等の詳細は別で書きます)
以前も書きましたが、ウチでは
「〇年生なのにコレが出来ない」や「〇年生なんだから」とか、勝手な基準を決めておりませんので、
ウチのスタッフはいつでも
「どんどんヤレ!!」
こんな感じです。
「あ~しろ、こ~しろ」ではなく、
選手自身が与えられた環境の中で、如何に考えて戦っていけるのか?
どうすれば自分が成長できるのか?
そこに一歩踏み出した者にのみ、本当のフットボールの愉しさが分り始めるのではないかと思ってます。
今回は”育成のこだわり1”をお届けしましたが、テクニックや戦術の前にやらなければいけない事だと思ってます。
なので、
昨日は本当に良いタイミングで良い経験になりました。
選手自身がそれぞれに本当の愉しさを見つけられたら、個の育成としては初めてスタートを切れると考えております。
ZOO sports clubでは入団セレクションはありません。
誰でもいつでも入団可能です。
入団申し込み書に保護者の身長なども頂きませんので、「ウチの子小さいから」とか「走るの遅いから」なんて思わず気軽に体験に来て下さい。
児玉でした。