*児玉・(左) BOLA選手・(中央) OMAさん・(右)
どうも児玉です。
足元にこだわって活動していると、日々の積み重ねの大切さを感じる事が多いです。
コツコツと真面目に・・・と言うか脇目もふらずに取り組んだ選手ほど、成長していると実感してます。
でもコレって、本人がヤラされてる感じだと限界が早い・・・
そう、
動機付けが重要。
嫌々やってる選手は見れば分ります。
では何故嫌々になるのか?
何にでも飽きは来る。
それが成長期だったり反抗期の世代にはループしていたりしますよね。
私の知り合いにそのような子供の背景や環境などをくぐり抜けられる猛者がいます。
その人の名は
「OMAさん」(オマさん)
*明八サッカー部のコーチ 小俣さん
幾度となく交流を持たせて頂いており、育成の世界で私が尊敬する方の一人です。
私の印象では、かなり有名な方で取材やブログで取り上げてる方も多い人気者ですね。
この人の周りには自然と沢山の子供が集まってくる。
〇ヤラされないサッカー
〇夢中になれるサッカー
これらをデモを含めて自分で伝えられる方なんですよ。
そして、
OMAさんは誰にでも同じように接する。
年齢や技術レベル・・・
そこに差別や偏見はなく、それを子供達は見抜いているようにも感じる。
私は以前、某J下部の育成に参加していた時期がありました。
そこには最初から走力、身体能力、技術が揃った選手ばかりなんです。
そりゃあそうです。
厳しいセレクションをパスしてきてるのですから。
みんな、最初から高い要求に応えてくる。
街クラブとはスタートがそもそも違うんです。
だから、Zooを始めた頃は戸惑いがありました。
全く経験の無い子も普通に入ってくるんだから。
本当に一人一人違うんだよ。人間は。
覚悟を決めて入ってくる子もいれば、
親に無理矢理に入れられてやる気の無い子もいる。
私の見てきた世界は
出来て当たり前・・・
プロを目指して当たり前なんて世界でやってきたから厳しいのが当たり前だった。
OMAさんはこう言う
「最初は俺も出来なかった」
「みんな出来ない」ではなくて、目の前に立って、今教えてくれてる超巧い人が出来なかったというのだ。
そして、
「 やってれば出来るようになるよ」
と伝えてくれる。
まさに日々の積み重ねである。
「毎日ヤレ!」
ではなく
「出来るようになりたいから毎日やりたい」(自ら)
私はZooの子供達にもこのように伝えるようにしてます。
但し、
我々の手から離れれば、厳しい世界がそのまま存在しているのも事実です。
頭ごなしに否定される事もあるだろう。
理不尽な扱いを受けることもあるだろう。
プロなんて言ったらそれは本当に厳しい競争が待ってるんだよね。
泣き言いってたら置いていかれる。
私自身にも経験があるから分るんだ。
だから、
そこで通用する選手の技術は勿論、メンタル面も育成しなければならない。
私は、今後もずっとOMAさんと交流させていただきたい。
そして、いつかウチを卒団した選手達に
「Zooで良かった」
なんて言ってもらえてら・・・
という妄想が膨らむ話。
児玉でした。