どうも児玉です。
今日は「ちょっと上から目線」の話。
国内でトップリーグと言えばJリーグ(J1)ですよね。
カテゴリー分けして1種、2種、3種、4種・・とあります。
数は増えて行くほど年齢が下がっていく。
そして気づかぬうちにその年齢差のカテゴリーを勘違いして、さも階級があるかのように語る指導者を見掛ける事がある。
級や段と混同しちゃうのかな?・・・
先日、
あまり交流の無いジュニアユースの指導者と話していると、
「まだジュニアなら勝ちに拘らなくても良いよね?」
とか
「まだジュニアなら、ただ楽しければ良いんじゃない?」
や、
「ジュニアは8人制でしょ? 何でもいいんじゃない」
なんて聞きました。
どこで線引き?
これって「上から目線」じゃない?
Zooではジュニアユース、ジュニア共に活動してますので、リアルに耳にするんですけど、なんだか無責任な発言に聞こえる時があるのです。
確かに年齢を重ねて上がって行けば戦う世界にはなるんだけど、カテゴリーが下がれば下がるほど指導に関しては難しいと思うんだよね。
現在ウチでは、小学1年生の子供(スクール生)が一番下になりますが、言語化して伝える難しさを実感する。
担当コーチが休みなだけでも不安顔の子供達。
それ故に
優秀な指導者ほど軽はずみな発言はしないと思ってる。
思ってても言わない人を含めてね(笑)
少なくとも、私が交流している指導者の中にはいない。
小学校の先生が幼稚園の先生に対して「上から目線」なんて無いでしょ?
あるのかな?
無いでしょ。
例えば、
サッカーとか関係なく、子供を一日預かるって考えただけでも、幼いほど大変なのは誰でも分るじゃん。
それを格付けするからおかしくなる。
それなら国内じゃJリーグのスタッフは頂点に君臨してることになるからね。
ヒエラルキーのトップ。
要するに
カテゴリーではトップでもお互いが尊重し合えなければ、育成なんて上手くいかないでしょ。
中高一貫で6年間掛けて育成するなんてまさにジョイントの良い例ですもんね。
下部組織もそれ。頑張ってる指導者は考えてる。
真剣に考えてくれるからこちらも手を抜けないんじゃない。
だから覚悟を決めて指導してる。
小中合わせて最長で9年掛けて送り出せるように責任を持って預かってる。
今回は時折見掛ける、「そんなちょっと上から目線なんてダメじゃん」って話。
児玉でした。