こだまのこだわり

埼玉県日高市でZooスポーツクラブという総合型スポーツクラブを運営しております。主にサッカーに力を入れていて、ドリブルをテーマとした個の能力アップを目的としています。http://zoo-sports.com/

誰目線?

 

 

 

 

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どうも児玉です。

 

私は地域の少年団とも交流があるんですが、ドリブル特化って否定的な意見を聞くことがあります。

 

でも

それって・・ 誰目線?って思う。

 

更に、あるセレクションでは、あまりドリブルで仕掛けることを良しとしない流れがあるようだ。

と言うか、受け入れない方も中にはいるようで・・・

 

 

これを聞くと、

なんだか私自身も否定されてるようで複雑な心境になることがある。

 

 

そもそもドリブルってアクセントなんだよね。

 

 

今、クラブワールドカップの真っ最中(2021/02/09時点)だけど、情報が多くある分だけ自分がサッカーというものを理解している・・だったり、詳しいと思っている人が増えたように思う。

 

最近じゃ、全く未経験の母親でも語れる人もいるくらい。

 

これはこれで日本サッカー界としては大きな進歩なんだけど、その影響で情報を知識と混同してしまい、プロサッカーと育成を同じように理解している?・・・

少年はプロのミニチュアとでも考えてるような指導者を知ってる。

 

だからプロがやるようなサッカーをジュニアに落とし込む。

 

ビルドアップだとか、フォーメーションやオフの動き方とかを重点的にね。

 

そりゃあ勝てるようになるよ。

チームとしては。

 

私は、それはそれで需要があるんだから良いよねって思ってる。

否定をしたことはないよ。今まで。


だって自分もそのようにして育ってきたし、魅了されるパスサッカーも知ってる。

その真剣勝負の中で戦ってきたから。


でも、

そんな私が今は足元にこだわってる。


もう一つアクセントが必要だと感じてたんだ。

 

そして、ドリブルをテーマに・・・ってやってると、

まるで別のスポーツかのように思われたり、邪道みたいな目で見られたり。

 

最近では逆に情報のおかげで少し見方も変わってきたみたいだけど、まだまだ偏見はあるのかな?・・・

 

だから少しだけ持論、というか信念!!

 

 

チャンピオンズリーグにしてみたって、素晴らしい個人技を映像で観ると、

「スゲー!!」って思うでしょ?

何度も同じシーンがリプレーされたり、何人もドリブルで交わしたりすると湧き上がるよね。

 

 

ネイマール選手だってエムバペ選手だって、香川選手だって乾選手だって一朝一夕であんな風に巧くなったわけじゃないんだよ。



歴史だけみても、

FCバイエルンは120年

パルメイラスは105年


大宮アルディージャはまだ50年強なんだよね。(JSLを含め)


まだまだ日本は試行錯誤の途中だと思ってる。


そう、まだ歴史が浅いんだから。


いや、同時に世界が進化してる。


何が正しいかなんて誰にも分からない。


その中でそれぞれが信念を貫いてるんだ。


その信念に部外者がケチを付けるのは違わない?


決めるのは子供や保護者だよね。

 

 

 

 

例えば、

 

これは経験者としてなんだけど、

高校サッカーで同じような背格好で走力も同等なんて選手がいるとする。

 

あと一人のスタメン枠。

 

その前提で片方が足元が上手ならその選手が選ばれるでしょ?

私の時はそうだったけど?

違うかな?

 

要するに、

世間の情報が早い分だけ、育成の準備も早くしなければならなくなってるのよ。

 

だから勝ちに拘ってチーム戦術に重きを置いたり、ウチのように個人戦術に拘ったトレーニングになるわけです。

 


 

だいたい、

サッカーって身体が大きくて走力があって・・・なんて選手しか残れないスポーツなの?

 

これが年代が上がる毎に競技人口を減らしてる一つの要因でもあるんじゃない?

 

だって、

大きくなかったら1軍入り出来なかったり、足が速くなければチャンスが無かったりするチームもあるんだよ。

 

 

ウチはそういうのを取っ払ってる。

 

 

とにかく個人技を磨くように指導する。

 

同じ山は登るんだけど、ルートが違えば装備が変わる、みたいな感じ?・・・


線引きの違いかも。


 

勿論、適正はあるんだよ。現実は。


キーパーは大きい方が有利に決まってるし。

 

ヘディングシュートでも同様の事が言える。

 

 

じゃあ、体格が人並みかそれ以下の子供達はどうする?

足が遅い子はどうするの?


何で勝負する?


沢山食べて

背を伸ばせ!


フォームを改善して

速く走れ!


すぐに、なれるのなら苦労はない。

 

じゃあ

サッカーには向いてないの?

 

我慢すれば良いの?

 

 

違うと思う!

 

 

だから技術に特化するんですよ。

 

そこで個人技が活きるんです。


巧くなれば楽しいでしょう?


楽しければ更に上達するでしょう?


結果的に1対1で戦える選手になっていく。

 

方向性の話。

 

それなのにドリブルはダメー!!

みたいな頭ごなしに言われると

誰目線?アナタは誰?

って思っちゃう。

 

ウチでもパスやコンビネーションを全くやってないわけではありません。

チーム生の練習には落とし込んでます。

 

現に、

ここ1,2年で近隣でもウチを支持してくれる幾つもの少年団とも交流を持つようになってきました。

 

昨夜、ちょうど隣の市の少年団コーチと電話で話してて出た話題。


「ワガママにドリブルばかりするなら、サッカー辞めた方が良い」

なんて・・・



子供は一人一人に個性があり、その個性にあった指導をしてる。


だから、指導法は一つじゃないし、そもそも批判出来るほど知らないでしょ?


だから私は言わないんです。

思っても口に出しません。



もし、

子供が試合中に仲間のプレーを批判してたら、まずは自分のプレーをしっかりやれ!って指導するよ。私は。

 

自分がやってない事を否定したり、

ドリブルはダメだと一括りにしないで。


嫌悪感を抱かないで欲しい。


逆に言えば、

当然、ウチに合わない選手も居るわけで・・・


だからって、

他のクラブを批判したりしない。


だから続かない子もいるけど、

移籍先のクラブで活躍して欲しいと心から願っています。


だってフットボールの世界に携わってる責任があるから。


それぞれがそれぞれの信念をもとに、指導を研ぎ澄ませて行きましょうよ。

 

今日は間接的に否定された件があり、結果的に鼻息の荒い記事になった事を反省した児玉でした。

 

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トレーニングのこだわり

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どうも児玉です。

 

Zooスポーツクラブでは「テーマはドリブル」をコンセプトにして活動してます。

 

個の技術に特化するまでの深い話はまた次回にして、今回はトレーニング中のこだわりについて話したいと思います。

 

 

 

上記の動画は現小6~中3までを混ぜたミニゲームの一コマ。

 

え?っ小6から中3?

 

なんてお思いの方もいるでしょう。

 

しかし、ウチでは日常の光景。

 

 

スクール生の保護者が、 

同じように指導されててもついて行けない我が子に対して、人間は一人一人違うんだから・・・なんて言う人います。

 

 いわゆる、

「一人一人ちゃんと見て欲しい」

って事。

 

 

 

移籍してきた保護者からこんな事を聞くこともあります。

 

「なんでウチの子は出してくれないの?(前チームで)。 なんでずっとベンチなの?」

 

とか、

 

「ウチの子はずっとBチームだった・・・」

 

からの

 

「コーチの教え方が悪いから巧くならない」

 

なんてね・・・(汗)

 

 

だいたい指導力の責任になる。

 

 

 

 

話を戻すと、小6から中3までを混合でミニゲームをさせることって非常に重要で、

 

これを蹴って走るコンセプトのクラブだと、体格差や走力で差がついてしまったり、

 

小柄な下級生はゲームに参加出来ないんだけど、ウチでは小6が中3・・・

 

からはなかなか難しいけど中2中1からボールを奪取するような場面は日常なんだよね。

 

これは中2が中3から中1が・・・も同様。

 

これってどういう事か分ります?

 

 

否定的な状況の時に使われ易い「一人一人違う」だったり「平等」って事を素直に実行しているだけ。

 

大きく蹴った先にいなければならない走力や持久力。

早いカウンターについて行けるスピード。

当たり負けしない大きな身体。

 

「そんな生まれ持った才能だけじゃないよ」って話。

 

個の能力や努力で、どんどんボールに向かうようになる。どんどんボールを操れるように指導する

 

それだけ。

 

そうすると個々(一人一人)の弱点も見えてくるわけです。

 

そして弱点を克服する課題をクリアーすればチャンスは巡ってくる。

 

 

現に、昨年秋のU-15の公式戦に小6の子が二人エントリーしました。

 

「身体が大きいんでしょ?」なんて思われがちだけど、平均よりも小柄かも知れない。

 

だからU-15の中に入れば、一際小さく見えるんだ。

 

 

 

しかし、その中でも光って見えるのは何故だろう。

 

ガンガン仕掛けられるのは何故だろう。

 

 

 

私はね、

 

技術を高めるきっかけを作ってあげたいだけ。

 

 

 

私も受けてきたから良く理解してるけど、

 

指導者が

「あ~しろ、こ~しろ」って指示し過ぎちゃって選手自身が試行錯誤しなくなっちゃてんじゃないかな? わかんないけど・・・

 

 

そして言われたとおりに出来ないと置いて行かれる。

 

指示通りに走れないと落ちていく。

 

 

だから、

 

選手達自身が気づく事の重要性。

 

身体のハンデや身体能力をどうカバーするか?

 

これをウチでは大事にしてます。

 

 

だから、ウチの入会申し込み書には保護者の身長を書く欄は不要なのです。

 

 

こういうのが嫌って方もいるだろうけど、 

 

結局、戦うのは子供自身だよって話。

 

児玉でした。

 

 

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団員募集

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どうも児玉です。

 

まだまだコロナの影響も終息には時間が掛かりそうですが、時間は待ってはくれません。

 

あと二月で年度が替わります。

 

Zooスポーツクラブではサッカー部門のジュニアとジュニアユースの団員を募集しております。

(スクール生、チーム生とも)

 

 

zoo-sports.com

 

 

詳しくは上記のリンクより公式ホームページをご覧ください。

 

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中学に進学するにあたり、部活にするかクラブチームにするか迷っている方。

 

これからサッカー少年団やクラブチームを探している小学生。

 

 

当クラブでは

埼玉県日高市を中心に、

 

飯能市

 

狭山市

 

入間市

 

毛呂山町

 

川越市

 

などから小・中学生を問わず通ってくれてます。

 

現在の所属少年団(小学生)で、全く試合に出られない

 

自チーム(小学生)で活躍したい!!

 

今まで少年団だったけど中学からクラブチームでやりたい

 

今のチームに満足してない・・

 

 

などなど、多くの不安を抱える方からご連絡を受けてます。

 

体験は1ヶ月無料ですのでお気軽にご連絡下さい。

 

児玉でした。

 

 

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受験シーズン

 

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どうも児玉です。

 

昨夜は木曜練習日。

 

ここのところ年のせいか左足の調子が悪く、引きずるように歩いている。

現時点ではボールを蹴るどころか、左だけサンダル履きにさせて貰ってるくらいです。

(このことは後日詳しく書きたいと思います)

 

 

ところで、

今、世の中は受験シーズンまっただ中ですよね。

 

ウチのスクール生やチーム生の兄弟の中にも受験生が多くいるようだ。

 

ただでさえ受験生をもつ親御さんは大変なのに、このコロナの影響で心配事が増えている。

 

 

おかげさまでウチの今年の3年生は早い段階で推薦を頂き内定していたので、本人達はサッカーに打ち込む事ができた。

 

ただ、本当の戦いを彼らはまだ知らない・・・

 

 

 

実は私もサッカー推薦で県外へ出た経験者です。

 

卒業式と同時に、当時、山梨県の強豪の東海大付属甲府高校サッカー部にて練習に参加。

 

入学式もまだなのに3月から10数名の中3が集まってました。

 

その時、県外からは数名。

 

他の殆どは山梨県内の選抜に入ってたような選手達。

 

 

後に聞くと特待生のコミュニケーションの場だったようです。

 

 

まあ、その当時の東海大甲府は強かったので、高校1年生相手の練習でも全く刃が立たず、3年生なんて次元が違って見えた。

 

そんなのは分ってたハズなのに私はサッカーの世界に踏み込んでしまったのだ。

 

そして、

あの親元を離れた3年間で体力や技術は当然だけど、最も変わったのは

 

「意識」です。

 

サッカーに対する意識が私の中で大きく変わった。

 

サッカーの見え方だったり、スタイルだったり感覚も人それぞれ。

 

大きく成長した意識が私の財産になった。

 

 

辛いことも沢山あるし、辞めたいなんて何回も考えた。

 

でも、送り出してくれた親。

 

応援してくれてる中学の顧問。

 

連絡をくれる仲間達。

 

 

支えてくれた人達がいたから続けられたと思う。

 

それに・・・

 

サッカーは好きだったから・・・

 

 

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ウチの選手も、

推薦で特待もらって浮かれてると大変だぞ。

 

これから待っている世界を天国にするのも地獄にするのも君たちの意識次第だ。

 

体験した者にしかわかり得ない世界。

 

そこに立った者だけが感じられる空間。

 

理想と現実。

 

親元を離れる3年間で何かを掴んでおいで。

 

きっと意識が大きく変化して帰って来れるから。

 

 

児玉でした。

 

 

 

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不純な動機

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どうも児玉です。

 

2月はバレンタインの時期ですね。

 

今年はコロナの影響なんかで、手作りよりも既成のチョコが売れるのかな・・・

早く通常に戻って欲しい。

 

 

バレンタイン・・・

 

この時期になると思い出す・・・

 

 

今回は私がサッカーと真剣に向き合うきっかけ・・みたいなのを書きたいと思います。

 

皆さんが、もしくはアナタのお子さんがサッカーを始めたきっかけは何ですか?

 

・友達が入ってたから

・兄弟がやってたから

・親の影響

 

始めた動機は様々だと思いますが、真剣に続けようと思ったポイントがあると思います。

 

そうですね・・・大きなポイントとしては、

中学でも続ける決意をした理由ですね。

 

 

kodama-kodawari.hatenablog.com

 

 

私のきっかけは以前話したT君と一緒に中学の部活に入った事です。

 

 

当時、私の通う中学校は一学年11クラスという地域でもかなり人数の多い学校で、同じクラスにならずに卒業すれば名前も知らないなんて当たり前だった。

 

入学当初に仮入部期間というのが1週間あって、小学から仲の良かったT君と部活巡りをしてました。

 

ウチの中学は地域でもサッカー部が強く、県内でも強豪に入ってました。

 

強ければ人気も高まり入部希望者が多い。

 

分母が増えるという自然な流れで強さを維持出来る。

 

そして、

人気がある部活は女子のウケもいいんですよね。

 

いわゆるモテるんですよ。

 

バレンタインなんてサッカー部のエースには行列が出来るなんて噂も・・・・

 

 

これに飛びつかない私とT君ではありませんでした。

 

 

早速、仮入部へ。

 

 

 

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しかし、そこには鬼のような顧問と、昭和独特の先輩後輩の大きな壁があったのです。

 

令和の今では年上を「〇〇くん」なんて呼んだり、酷いときには呼び捨てにする子もいます。

 

ウチのクラブにも中1の子が中3に向かって呼び捨てする場面があります。

 

まあプレー中なら分りますが、普段の活動の時ですからね。

 

我々の年代では考えられないですよね。

 

ウチのサッカー部も例外ではなく、先輩への挨拶はまさに軍隊のようでした。

 

 

ただ・・・

 

たった一つ魅力的だったことがありました。

 

それは、

 

リフティングが200回出来れば、学年関係なく1軍に入れるんです。

 

これは鬼顧問が決めたルールだと噂は聞いていたのですが、

 

事実、その評判通りに高学年でも球拾いをしている先輩がいれば、下級生なのにシュート練習している選手もいる。

 

 

私はココに引きつけられたのです。

 

実力次第で飛び越せる。

 

年功序列なんてクソ食らえ!!

 

 

すぐに入部を決め、当初のモテる事なんて、何処かに消えてしまったかのように練習しました。

 

・朝練の前も・・・

・授業の合間の休み時間も・・・

・部活が終わってからも・・・

 

暗くなると明るい所をさがして練習しました。

 

もう近所の塀は色が変わってしまうほどシュートした。

 

 

きっかけは不純だったけど、真剣に向き合う動機はシンプルでした。

 

 

2月になると思い出す・・・

 

こんなにもサッカーに純粋に夢中になれた頃を・・・

 

 

実際にチョコを沢山もらえたかは聞かないで下さい。

 

 

児玉でした。

 

 

 

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日々の積み重ね OMAさん

 

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*児玉・(左) BOLA選手・(中央) OMAさん・(右)

 

 

どうも児玉です。

 

足元にこだわって活動していると、日々の積み重ねの大切さを感じる事が多いです。

 

コツコツと真面目に・・・と言うか脇目もふらずに取り組んだ選手ほど、成長していると実感してます。

 

でもコレって、本人がヤラされてる感じだと限界が早い・・・

 

そう、

動機付けが重要。

 

嫌々やってる選手は見れば分ります。

 

では何故嫌々になるのか?

 

 

何にでも飽きは来る。

 

それが成長期だったり反抗期の世代にはループしていたりしますよね。

 

 

 

私の知り合いにそのような子供の背景や環境などをくぐり抜けられる猛者がいます。 

 

 

その人の名は

「OMAさん」(オマさん)

*明八サッカー部のコーチ 小俣さん

 

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幾度となく交流を持たせて頂いており、育成の世界で私が尊敬する方の一人です。

 

私の印象では、かなり有名な方で取材やブログで取り上げてる方も多い人気者ですね。

 

  

この人の周りには自然と沢山の子供が集まってくる。

 

 

〇ヤラされないサッカー

 

〇夢中になれるサッカー

 

 

これらをデモを含めて自分で伝えられる方なんですよ。

 

そして、 

OMAさんは誰にでも同じように接する。

 

年齢や技術レベル・・・

 

そこに差別や偏見はなく、それを子供達は見抜いているようにも感じる。

 

 

私は以前、某J下部の育成に参加していた時期がありました。

 

そこには最初から走力、身体能力、技術が揃った選手ばかりなんです。

 

そりゃあそうです。

厳しいセレクションをパスしてきてるのですから。

 

みんな、最初から高い要求に応えてくる。

 

 

 

街クラブとはスタートがそもそも違うんです。

 

 

 

だから、Zooを始めた頃は戸惑いがありました。

 

全く経験の無い子も普通に入ってくるんだから。

 

本当に一人一人違うんだよ。人間は。

 

覚悟を決めて入ってくる子もいれば、

 

親に無理矢理に入れられてやる気の無い子もいる。

 

 

 

私の見てきた世界は

 

出来て当たり前・・・

 

プロを目指して当たり前なんて世界でやってきたから厳しいのが当たり前だった。

 

 

 

an-life.jp

 

 

 

OMAさんはこう言う

「最初は俺も出来なかった」

 

「みんな出来ない」ではなくて、目の前に立って、今教えてくれてる超巧い人が出来なかったというのだ。

 

そして、

 

「 やってれば出来るようになるよ」

と伝えてくれる。

 

まさに日々の積み重ねである。

 

「毎日ヤレ!」

ではなく

「出来るようになりたいから毎日やりたい」(自ら)

 

 

私はZooの子供達にもこのように伝えるようにしてます。

 

 

但し、

 

我々の手から離れれば、厳しい世界がそのまま存在しているのも事実です。

 

頭ごなしに否定される事もあるだろう。

 

理不尽な扱いを受けることもあるだろう。

 

プロなんて言ったらそれは本当に厳しい競争が待ってるんだよね。

 

泣き言いってたら置いていかれる。

 

私自身にも経験があるから分るんだ。

 

 

 

だから、

 

そこで通用する選手の技術は勿論、メンタル面も育成しなければならない。

 

 

私は、今後もずっとOMAさんと交流させていただきたい。

 

 

そして、いつかウチを卒団した選手達に

 

「Zooで良かった」

 

なんて言ってもらえてら・・・

 

という妄想が膨らむ話。

 

 

児玉でした。

 

 

 

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ちょっと上から目線

 

 

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どうも児玉です。

 

今日は「ちょっと上から目線」の話。

 

 

国内でトップリーグと言えばJリーグ(J1)ですよね。

 

カテゴリー分けして1種、2種、3種、4種・・とあります。

 

数は増えて行くほど年齢が下がっていく。

 

 

 

そして気づかぬうちにその年齢差のカテゴリーを勘違いして、さも階級があるかのように語る指導者を見掛ける事がある。

 

級や段と混同しちゃうのかな?・・・

 

 

 

先日、

 

あまり交流の無いジュニアユースの指導者と話していると、

 

「まだジュニアなら勝ちに拘らなくても良いよね?」

 

とか

 

「まだジュニアなら、ただ楽しければ良いんじゃない?」

 

や、

 

ジュニアは8人制でしょ? 何でもいいんじゃない」

 

なんて聞きました。

 

どこで線引き?

 

これって「上から目線」じゃない?

 

 

 

Zooではジュニアユース、ジュニア共に活動してますので、リアルに耳にするんですけど、なんだか無責任な発言に聞こえる時があるのです。

 

 

確かに年齢を重ねて上がって行けば戦う世界にはなるんだけど、カテゴリーが下がれば下がるほど指導に関しては難しいと思うんだよね。

 

 

現在ウチでは、小学1年生の子供(スクール生)が一番下になりますが、言語化して伝える難しさを実感する。

担当コーチが休みなだけでも不安顔の子供達。

 

 

 

それ故に

 

優秀な指導者ほど軽はずみな発言はしないと思ってる。

思ってても言わない人を含めてね(笑)

少なくとも、私が交流している指導者の中にはいない。

 

 

小学校の先生が幼稚園の先生に対して「上から目線」なんて無いでしょ?

あるのかな?

無いでしょ。

 

 

例えば、

サッカーとか関係なく、子供を一日預かるって考えただけでも、幼いほど大変なのは誰でも分るじゃん。

 

 

 

それを格付けするからおかしくなる。

 

それなら国内じゃJリーグのスタッフは頂点に君臨してることになるからね。

ヒエラルキーのトップ。

 

 

要するに 

カテゴリーではトップでもお互いが尊重し合えなければ、育成なんて上手くいかないでしょ。

 

中高一貫で6年間掛けて育成するなんてまさにジョイントの良い例ですもんね。

下部組織もそれ。頑張ってる指導者は考えてる。

真剣に考えてくれるからこちらも手を抜けないんじゃない。

 

だから覚悟を決めて指導してる。

 

中合わせて最長で9年掛けて送り出せるように責任を持って預かってる。

 

 

 

 

今回は時折見掛ける、「そんなちょっと上から目線なんてダメじゃん」って話。

 

児玉でした。

 

 

 

 

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