どうも児玉です。
今回は少しサッカーとは離れますが、成長過程で大事な話だと思っております。
子供は・・・、特に小学生の頃は男女を問わず好奇心の塊ですよね。
恐いもの知らずだし、衝動的だけど自分で経験して自分の意識や立場を学習していくものだと思ってます。
だから最初は言うことなんか聞かないし、良いか悪いかなんてやってみなけりゃ分らない・・・・そんな感じですよね。
それがいつしか大人に言われた通りに動くようになり、その中から自身で判断することを要求される。
大人になるってのは、ただ単に言葉遣いや礼儀などの表面的なものより、自ら考えて行動した経験によって深みが違ってくると考えております。(良いか悪いかは別)
私自身もそうでした。
1969年4月8日生まれ・・・団塊世代のジュニア年代です。
それは人数も多い頃で、それに比例して競争も激しかったし、いたずらもエスカレートしました。
悪ガキもいっぱいいましたよ・・・
そんな中で、
小学生時代にいつも一緒にいたT君。
私がサッカーを始めるきっかけもT君でしたが、とにかく彼といたずらの限りをつくしました・・・
私の通っていた日高市のとある小学校には池があり、その池には大きな鯉が沢山泳いでました。
勿論、飼育係もいて餌をあげたり池の中を掃除したりと、いわゆる学校のマスコット的な存在だったのです。
その当時、私達の教室は校舎の3階でした。
窓から下を覗くと真下に池があります・・・
ここで好奇心が湧かないハズがない。
私とT君は図工の時間に使用した針金で釣り針を製作。
きれいに弧を描きヤスリで研いで出来た釣り針は最高傑作でした。
そんな行動を見ていたクラスの女子達。
もう何となく何をするのか理解している様子。
可哀想・・・だとか、怒られるよ・・・なんて圧力を受けましたが、それを凌駕する好奇心。
大勢からの反発を受けながらも、お昼休みに給食の時に残しておいたパンを針ににつけて第一投・・・
まあ、いつも餌を与えられてる鯉が警戒するはずもなく、一番大きな錦鯉が見事にヒットします。
しかし、ここで気づく・・・
3階まで釣り上げられる大きさでは無いことに・・・(笑)
糸を三階の窓枠に固定して1階の池までDASH!!
しかし・・・
そして・・・
ここでもっと想定外に気づくのでした。
私達の教室の真下の階は職員室だったのです。
パンがついた釣り針が投げられ窓の外を通過する瞬間も・・・
錦鯉がかかってバシャバシャしてるのも・・・
一部始終、職員室の先生がみんなで見ていたのです。
幸い鯉に大きなダメージはありませんでしたが、私達2人は翌日、一日朝礼台に正座をさせられるというおおきなダメージがありました。
おバカでしたね・・
あれからウン十年・・
そんな懐かしい思い出がよみがえる事態が起きます。
今年度の卒団生は2名です・・・少ないですね・・・
それは、
そのウチの1名が小学生低学年の頃でした。
なかなかフルに試合に出られないことに腹を立て・・なんと!!
私に石を投げてぶつけてきたのです!!
それも結構な大きめな石ですよ(笑)
そしてそれは良いか悪いかなんて考えて無く、ただ衝動のまま動いているのです。
懐かしい想い出です・・
その後その子は逃走し、家にも帰れず 夜まで徘徊していたのです。
事の重大さに気づいた瞬間ですね。
そんな彼ら2名は、宮城県の強豪である聖和学園に推薦入学が決まっております。
色々あったよね。
聖和学園の皆様、並びにサッカー部関係者の皆様、こんな生徒達ですけど何卒宜しくお願い申し上げます。
なんか少し傷心に浸った児玉でした。