お久しぶりです。児玉です。
あなたのお子さんはサッカーは上手ですか?
勉強は出来る方ですか?
輝いてますか?
よく、
「ウチの子は普通です」
とか、
「元気であれば普通で良い」
なんて聞くんです。
この”普通”という定義。
なんだか曖昧だと思うんです。
勉強の成績が、
良いー普通ー悪い
偏差値に置き換えると普通とは50になるんだろう。
IQが100であるのと同様。
数値化されると理解し易いですよね。
では、
スポーツの現場での”普通”とはどういう意味?
ここで、
表現を変えてみましょう。
「一般的」
いわゆる、
多数派という事。
これは前述した偏差値からも分かるように中間という意味では一般的だと言える。
じゃあ、
一般的=普通
なのか?
ここが重要なんだけど、
育成の世界ではイコールでは無い気がする。
一般的とはあくまでも世間一般を想像するよね。
でも、
普通というポジションはその環境によって位置が変わるように感じてる。
何故なら、
サッカーの強豪チームに入ってる選手の普通は?
とか、
偏差値の高い学校に通う生徒の普通は?
全く環境によって違うよね。
そして、
その場合の普通とはスタートライン。
要するに前進することを前提に考えてる。
そうして、
我が子がいつまでも”普通”だと、才能がないとか努力が足りないとか決めつけてイライラしてしまう。
スタートラインにいることを嫌ってるのでしょうか・・
他の選手も同時にスタートして努力してるんですけどね。
だから、
環境によって異なる”普通”なら別に気にしなくてよくないかな?
大半(一般的)の保護者様が、お子さんが産まれてきた時にまず健康を願ったでしょ?
まさにこれが普通(一般的)だし、それが全てだと思ってます。
どんな競技でも原則として金メダルは一人。
優勝は一人。(1チーム)
高校サッカー選手権だってそうでしょ。
国立に行けて普通?
そのハイレベルな環境では勝てなくても普通??
違うよね。
勝ち上がっていく方がよっぽど”普通”じゃないんだからさ。