どうも児玉です。
よく、
部活の一部の生徒による不祥事があると、
連帯責任で活動停止などと発表されることがありますよね。
これに対して、
”妥当だ”
や、
”厳しすぎる”
といった意見を見かけます。
しかし、
そこには世間のルールのようなものが存在して、
このルールは矛盾を嫌う。
そう、本来は法律同様に平等に扱うべきだと考える。
したがって、
”妥当である”が通ってしまうのかな・・・
昨年、
第100回の選手権で関東第一高校サッカー部内でコロナ感染者が出ました。
これに対して、
関東第一サイドは正直に報告して出場を辞退。
私はこれに衝撃を受けました・・・
大きな舞台を目の前にして、積み重ねてきた努力、時間を放棄する勇気。
泣けましたよ・・・・
そして、
これには様々な意見が出ましたけど、
「可哀想だけど ”仕方ない”」
と、報道されましたよね。
皆さんもそれぞれに感じた事があるのではないでしょうか?
これも前述した法律同様で、
潔さというのか”正義漢”みたいな部分が伝搬してしまったように思います。
何故なら、
それでも陰性の選手だけで出場させてあげようという大きな動きはなかったから・・・
学校側としても数人が出場できないなら全員で・・・や、濃厚接触者の可能性を危惧した事は言うまでもありませんが・・・
話を元に戻すけど、
ルールは守るもの!
法律は守るもの!
なんて言うわりには、
違反も犯罪も無くならないよね。
だって、
毎日テレビのニュースで流れてくるでしょ?
サッカーでいえば”ファゥル”も!
解説などで、
「今のファウルは仕方ないですね~」
なんて聞いた事ありませんか?
ルールを破ってるのに「仕方ない」?
チームを救うためならルールを犯しても良いのか????ってね。
連帯責任を正しく定義するのであれば、
1発レッドカードのようなファウルはチームが敗退でもおかしくないんじゃない?
って極論か・・・・
要するに、
違反や犯罪の後追いでルールや法律があるから、丸く収めるようにするとこうなる。
客観的に納得する形が支持されるんだよね。
だってさ、
もし、あなたの住む町から重罪人が出たら、町人全員が連帯責任を負うなんて大騒ぎになるもん。
何も関係ないと主張する人だって出てくるからね。
結果的にはさ、
連帯責任とは事象を収める・・・それ以上騒ぎにさせないための手段なんじゃないのかな・・・
仕方ない・・・って言う感じでね・・・
結論として、
”妥協”というのが一番しっくりくる気がする・・・
なんてね・・・