こだまのこだわり

埼玉県日高市でZooスポーツクラブという総合型スポーツクラブを運営しております。主にサッカーに力を入れていて、ドリブルをテーマとした個の能力アップを目的としています。http://zoo-sports.com/

一喜一憂しないこと

 

 

 

 

 

 

どうも児玉です。

 

まずはこのYouTubeを見て欲しい

 

www.youtube.com

 

如何でしたか?

 

凄いよね?

 

素晴らしいよ。

 

この技術を身につけて世界トップレベルの舞台で戦ってる。

 

 

 

私の育成において重要なポイントの一つが一喜一憂しないこと。

 

*一喜一憂

ある物事の状況が変化する度に、それにつられて喜んだり心配したりすること。

 

 

私が一喜一憂しないように心がけてる部分は

特に、

あまり良くない状態の時に声かけしすぎて、自分で判断する機会を奪ったり方向性を変えてしまうような事は避けたい。

 

 

■トレーニング用3号球■

 

 

最近、

選手達がよく話してる。

 

「なんか試合で戦えるようになってきた」と・・・・

 

これは本当にそう思うよ。

 

以前は人数の影響もあるけど、

 

主導権を握れる時間は少なかった。

 

でも、

ここ最近は徐々に戦えるチームになってきた。

 

と言っても、まだまだだけどね・・・

 

 

でもこれは要するに、

目先の勝利のために手を加えなかったんだよ。

 

スタッフだって声掛けたいよ。戦術的な部分とかさ・・・

 

でも我慢したんだ。

 

自分達で気づけるように。

 

 

ハイレベルな戦術は高校生になったらすれば良いと思ってる。

 

それまで、そこに対応出来る個のスキルを磨いておくことの方が重要だよ。

 

動画のマルセロのようにね・・・って難しいか(汗)

 

 

このレベルの技術は大人になってからじゃ身につかないよ。

 

育成年代で身につけた技術。

 

それを洗練する作業だけになる。

 

だから、

自分に足りない部分を自ら理解して補える選手になって欲しいんだ。

 

 

例えば、

強豪高校で早いパス回しをする場面。

 

しっかり止める技術・・・置きたいところにボールを置ける技術。

 

そういう部分の事ね。

 

これを武器として持ってるのと持ってないのでは大きな違いでしょ。

 

 

そしてここに前述した足りない部分。

 

パスコースに入る部分だったり、ポジショニング・・・

 

要はオフザボールね。

 

これは後からでも補えるのよ。

 

厳密に言えば難しいよ。

 

でもウチでは、

それを早くに身につける時間を「個の技術」に使ってるわけ。

 

 

例えばさ、

先進の技術がない農作業で昔ながらの田植えをするとしよう。

 

機械も無いし苗作りから全部手作業。

 

年々、技術が上がって行く。

 

なんかのテレビでジャニーズがやってたよね。

 

 

ここに最先端の機械を導入したらどうなる?

 

作業スピードに驚くでしょ?

 

だからといって今までやってた事がムダだったか?

 

そうじゃない!

 

最初から先端技術なら便利なことには気づかないよ。

 

何処がどう便利になったのか?

 

ここをもっと進化させたい!とかね。

 

 

そういう部分の話。

 

目的は同じでも中身が違う。

 

サッカーでさ、

パスも覚えないと・・

とか

戦術も必要・・・

なんて耳にするよ。

 

だけど、

今は無農薬や有機栽培なんていうでしょ?

 

農業も昔の形に戻ってるのよ。

 

そのような考えは不便を知ってるから出てくる。

 

と言うか近道だけが正解じゃないってこと。

 

だから、

サッカーでもさ、基本技術が身につくまで、

 

ZOO sports clubでは一喜一憂せずに、その部分にこだわり続けます。

 

 

■公式ホームページ■