どうも児玉です。
ご無沙汰してます。
コロナ禍でもなかなかブログのフォルダーを開く事が出来ないほど多忙で・・・すみません(汗)
そんな中、
知人からLINEを頂きました。
あるTwitterでDAZNの番組が投稿されており、その中で熱心なサッカー経験の無い保護者が、自分の子供にジンガや個人技を無理強いする事に対して、痛烈に否定しているというもの。
まあこれ、
ジンガやドリブルだけじゃなくて未経験の保護者に対しても失礼じゃないかな・・・?って思った。
だってね、
保護者だって一生懸命なんだし、
そこに人生かけて取り組んでる真剣な人間もいるんだよ。
それを全てを悟ったかのように「間違え」みたいな発信はどうなんだろうかね・・・
一応その記事がコレです。
↓ ↓ ↓
【GOAL JapanさんはTwitterを使っています 「/ LA LIGA🇪🇸 FREAKS PLUS📹 \ 育成年代のセレクション…スペインを例に課題や改善点を考える👥 SNSに溢れるテクニック動画を執拗に子どもに見せることについても議論🗣 「それ、試合でやることないよ…」 @kuwaharamanabu @ichiroozawa https://t.co/H4tcsbmV6W」 / Twitter https://mobile.twitter.com/GoalJP_Official/status/1485930664604352514】
Twitterのアカウントがないと観ることが出来ませんので要約すると、必死にドリブルやジンガだけに時間を費やしても「それ、試合でやることないよ」ってことらしい。
本当に??
アナタの経験?
聞いた話?
ウチの選手達はいつもやってるけど・・・!
コテコテのドリブルを!
きっと
自分達の世界観なのかな・・・
時折、スペインやヨーロッパを引き合いに出しちゃうあたりも・・・う~ん?・・・って思う・・・
番組内でも話してますが、
叩かれる事には慣れているようで、視聴率稼ぎの釣りかな?という風にも思ってますが、まあそれなりに見てきてることもあるようだし、アマチュア出身でも堂々と語れば正論っぽく聞こえるんだなという印象です。
ジンガだけではなくて、日本のセレクションの在り方にも問題提起していますが、これは我々のような立場だと、たとえ感じる事はあるとしても、色々な背景があってなかなか声高に話せない部分。
例えば、
ある行列の出来るラーメン屋さんを、
ラーメン評論家が、
「ここのラーメン屋は味が薄いんだよね~」
なんて、本に書くとする。
更に、
「もう少し魚介の出汁がきけば良いんだよな・・・」
なんて足してきたらそれっぽく感じちゃうよね。
でもさ、
本職のラーメン屋さんならそんな事は決して言わない。
通りすがりに他店をけなしたりしないでしょ?
それって己の道に必死だから。
他人のしてることに構ってる時間がないとか、気持ちは分かるからとか、
個人の好みの問題もあるでしょって・・・・
そんな感覚に近いのかな・・・
サッカーでは、
試合時間の90分でボールに触れてる時間は平均2~3分なんて言われてる。(これは番組内でも話してます)
そうすると逆に言えば、
その2~3分の間しかアピール出来ないんだよね。
そこで結果を残すから認めてもらえるんだし。
だからこそ、
私が一番大切にしてるのは「究極のワンタッチ」
そのためのボールタッチの積み重ねなんだけど・・・
自分のロジック以外に対して、否定から入る人には一生理解出来ないかな・・・?
最後に・・・
番組内で小沢氏が自チームの子供の話を出してます。
ドリブルでヘッドダウンする選手がいる。その選手が囲まれてボールを奪われるシーンに対して、その子供を怒ると言ってるんだ・・・・
要するに子供が相手から奪われないようにフェイントしたりしてることをムダだと言ってるんだよね。
ドリブルなんかしないで早くボールを回せってこと。
怒っちゃうってさ・・・どうなのその指導力?
それならあなたの言うとおりにやってれば結果が残るって事なの?
”サッカーってそんな窮屈なスポーツなのかね?”
サッカーってこうだよ!
サッカーはこうあるべきだ!
みたいな??
これじゃ永遠に日本からマラドーナやメッシは産まれないよ。
一瞬の為!
その時のためにコツコツと積んだ技術は自信に繋がるんだよ。
それはその場に立った者なら良く分かる。
足りないものを埋めてく作業。
これ、
全部が育成の間で大切だと思ってる。
何にしても、
他人のやってることを批判したり否定するのは違うんじゃないかな?
SNSで動画の投稿に対して批判的なのは個人レベルですれば良いじゃん?
サッカーはリスペクトだよ!!
そう、子供達に教えてるんでしょ?
”木を見て森を見ず”
これは果たしてどちらなのか?
マラドーナは証明してるんじゃない・・・
【神のお告げ】
「小さい頃は少しでも多くボールと遊んで、ボールが身体の一部のように自由に扱えるようになること。これは子供の頃にしか身につかない! ボールさばきをおろそかにして走ってばかりいたら、いつまでもランナーのままなのさ」
by ディエゴ・マラドーナ