どうも児玉です。
昨日で1周年を迎えたので、
今日からのんびり更新していこうかな? なんて思ってたけど、
昨夜、知人と電話してた内容が濃かったのでそれを少し・・・
普段から選手に対しての要求は公平にしてるつもり。
選手は個々に得手不得手があるから一人一人で指導がかわるんだよね。
その・・・
はずなんだけど・・・
結局、基準は自分の感覚だから固定観念にとらわれてる場合がある。
”この選手はこの位のはず”
みたいなね。
これ、
よい方にも悪い方にも言えるんだけど、
ここが怖い部分だったりするんだよな~
分かります?
試合なんかをテレビで見てるとさ、
”この場面はこうだろ~”
とか、
”今のはあ~だろう~”
なんて思うことあるよね?
こういう局面ならこういう動き・・・
や、
ここはこれが既定路線・・・
みたいな。
そんな型にはめた感覚は基準を自分に置きすぎてる証拠なんだよな~
自分が監督ならそのように指示を出すってね・・・
そう、
役を演じてもらう感覚に似てるんだよ。
だから演者なら誰でもよくなっちゃうし、
アドリブはいらない。
勝利に導くように動いてくれればね。
怖いよ・・・・
役者や俳優を養成してるわけじゃないのに。
人は自分より劣ると感じた相手には上からものを言う事があるよね。
気づいてなかったりするけど。
指導者があ~しろ、こ~しろって言うのがそれに似てる時がある。
ボトムアップなんて育成も聞くんだけどさ、
指導者の根本に気づかない上から目線がある以上、
きっとそれは本当のボトムアップではなくて、
演じてるボトムアップに過ぎないんだよ・・・
確かに見た目には早い段階で成功したかのように映るそのプレーも、実際にはただ早熟でおチビの一瞬だけ売れてる子役のようにならないか?
今まで数多くいる子役で、大人になっても活躍してる人は少ない・・・
演技と真剣に向き合う前に称賛を浴びてしまうからなのか?
そこで満足してしまうのか?
でも、勘違いしちゃうよね・・・
選手の成長ってさ、
実際にいつどこで、ぐ~んと伸びていくのかは誰にも分からない。
だからこそ、
今は演じさせてちゃダメだと思ったんだ。
ゴールを感じさせたら負け!
少し回りくどい書き方だけど本質を見抜いてください。
昨夜の電話で50代のおっさん同士でこんな話をしてた児玉でした・・・