こだまのこだわり

埼玉県日高市でZooスポーツクラブという総合型スポーツクラブを運営しております。主にサッカーに力を入れていて、ドリブルをテーマとした個の能力アップを目的としています。http://zoo-sports.com/

身体で覚えろなんて無理

 

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どうも~児玉です。

 

サッカーの現場に限らず、スポーツの育成現場で

身体で覚えろ! とか 身体にたたき込め!

 

なんて聞いた事ありませんか?

 

最近はめっきり少なくなりましたけど・・・

 

私が高校時代なんか、

嫌というほど聞かされましたよ。

 

 

本当に身体にたたき込めるの? 身体が覚えるの?

 

実際は身体にたたき込む事も、身体で覚えることもできません。

 

正確にはが記憶するんです。

 

それを、

「身体で覚えろ!」

なんて言われるからハードに感じてしまう。

 

 

これは昔ながらの言い回しで

「目で盗め」

というのもその一つかな。

 

 

どうすれば良いのか

 

現在、そう言ってる方も実は分かって言ってるんですけどね。

 

でも、そのように教えられた背景はなかなか変わらないんですよ。

 

私も同じなのでよく分かります。

 

 

じゃあ。どうすれば良いのか?

 

選手は、

常に考えながらチャレンジする事ですね。

 

これに尽きます。

 

 

上手に出来た、いわゆる身体が覚えた時でも、

 

何故出来たのか?

 

どうすればもっと早くできるのか?

 

こんな風に考える習慣ができたら、

身体(脳)が覚えた事になるのでしょう。

 

どう、

頭でサッカーを覚えるって聞くと、みんなが平等に感じない?

 

 

■まとめ■

日本にはどうしても根性論が美化されやすい背景があります。

ひょっとしたら、

ムチで叩くような感覚もあるのかも知れません。

 

まあ、

私は実際に鉄パイプで叩かれながら育ちましたしね。

 

気合いが足りないとか・・・

根性がないとか・・・

 

でも、

美化するわけではないけど、そのダメだったプレーの記憶はしっかり残ってる。

 

そういう事なんですよ。

 

しっかり戦う事は伝わったんです。

 

そしてそれを脳に残す。

 

「頭使え!」なんてのが今風なのかな。

 

だから、

今の選手達も常日頃からしっかり頭を使って考えて欲しいわけ。

 

 

小学生になりたての頃なんて、

脳から身体への伝達が上手な子供が巧いと言われるのよ。

 

手先が器用も同じ事。

 

そこにやる気が加わればトレセンだったり、いわゆる巧い選手と呼ばれるようになる。

 

ね、

個人差が大きい年代でしょ。

 

月齢によっては1学年差があってもおかしくないような中でも、

同じ活動をして同じ要求されるわけだから。

 

でも、

それが高学年から中学生になってくると脳の働きにも差がなくなり、立場が逆転することなんて全然珍しくないんだ。

 

そう、

だからここまでにしっかりと技術を脳に記憶してもらいたいのよ。

 

そうすれば身体の大きさや足の速さとかが気にならなくなる。

 

世界一身長が高くて足が速い選手で無い限り、全員に上には上がいるわけでしょ。

 

そこのアドバンテージを埋めていくのが技術なんだ。

 

時間は掛かるけどたたき込んだ技術は忘れないよ。

 

そして、近い将来

精密なコンピュータのように正確なタッチで、

 

猛々しい神のようなプレーをしてくれると願ってます。

 

最後は比喩っぽくまとめた児玉でした。

 

 

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