どうも児玉です。
保護者の皆様は自分の子供が活躍すれば嬉しい。
これは誰にでも共通していることで当然です。
いつ観に行っても補欠で、
試合観戦に行っても出ることがないなら、観に行かなくなりますよね。
では、何故試合に出られないのでしょうか?
・強豪クラブの中で競争に負けてしまったから
・足が遅いから
・身体が小さいから
理由は様々だと思いますが、指導者に嫌われてるから・・・なんて意見も稀に聞きますね。
私としては再三申し上げてますが、身体的な理由で出られないとしたら今は我慢の時なのかも知れません。
そのクラブを選択したならば。
ただ、
求められてる技術や動き方が出来てないとしたら、それなりのトレーニングが必要なんでしょうね。
・ロングボールでハイプレスが主体のクラブで足が早い方が有利
・セットプレーやカウンター主体のクラブなら身体の大きさや体感の強さは武器になる
以前、高校サッカーの名将が箸に例えて指導してたのは有名な話です。
日本人なら大半の子供が使える箸。
海外の選手にはとても難しいとのことです。
何故、普通に使えるようになったのでしょう?
例えば、
いくら箸が上手でも、一粒の大豆を上に放り投げて、それを箸でキャッチ出来る人はそうはいないでしょう。
何故なら、
それをやる必要がないから。行儀云々は抜きとしてね。
う~ん、
私が伝えたい技術とはこれに似てるのかな?・・・
チームが勝つためにとかクラブが有名になるためとかじゃなく、純粋に選手に放り投げた大豆がキャッチできるようになってもらいたいわけ。(本当に大豆でやるんじゃなくて)
個人の技術を磨いて欲しいのよ。
ソコには身体の大きさや足の速さなんて関係ないんだもん。
ウチには各方面から選手が入団してくれてるんだけど、
ジュニア時代はそれなりに活躍してたりトレセンに選ばれたりしてる選手が、
ウチに来たらみんな初心者になる。
蹴って走ってた頃とは違うからね。
少し自信があっても大豆はキャッチできないのと同じ。
それでも、
ウチみたいなクラブを選んでくれたのよ。
それは、
私の考え方を理解してくれたからなのか・・・足りない部分だと思ったのか・・・
嬉しいよね。
断言は出来ないけど、
生まれ持って備わってる部分で決まるなら最初から分かっちゃうじゃん。
だから、
より速い選手が起用され、より大きい選手が好まれるんでしょ。
今、良いと言われてる選手でも、
必ず上には上がいて自分を上回る身体能力と体格の選手と出会うからね。
ウチの選手見てよ。
個の技術は裏切らないよ。
土壇場で自然に出るワンプレーが目にとまることだってあるから。
極めることなんて出来ない・・・
だから、巧い子がチーム内でコロコロ入れ替わる・・・
努力した者が認められる・・・
追い続ける気持ち・・・
私はここを大切にしてます。
児玉でした。
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