どうも児玉です。
前回の遠征の反省でも取り上げたんですが、
私がしばしばブログで取り上げる内容で「子供の意志」があります。
これは子供が何かをする時に、どうするのかを子供に任せるというもの。
例えば、
子供がサッカーをしたいと言えばさせる。
別のスポーツにしたいと言えば切り替える。
要するに、
子供に意志決定を任せてる。
勿論、
子供のやる気は大事だし、やりたくないものに取り組むのは辛い。
でもね、
人生楽しい事ばかりじゃ無いからね。
そして楽しい事ばかりだと、その中に楽しくないことが潜んでたりする。
入団当初は楽しいはずだったサッカーがキツいと感じ始めた・・・
もう辞めたい・・・
これなんか典型だよね。
小中学生年代では心の発達にバラつきがあって、周りと一緒に成長するわけじゃ無い。
それを、
周囲と同じように成長してほしいという願望が強くなりすぎて、子供の成長に遅れを感じると何かのせいにしたりする。
そして、
選択が誤っていたと自分の中で消化して、また子供の意志決定を応援する。
これはもう保護者の意志ですよね。
何が言いたいかというと、
決めたならやるしかない
子供の意志に覚悟を足して欲しいんですよ。
夏トレに入って、遠方から通ってきてる選手達が自転車で通うようになった。
元々、10km位の距離からは他の選手もいたんだよね。
それもあってか、
毎日、片道20kmほどの道のりを雨が降ってもどんなに暑くても自転車で通ってくる。
一人の選手の保護者に確認してみた。
私:「夏休み、ずっと自転車で通わせるんですか?」
すると、
保護者:「他に予定が無い限り、子供との最初の約束だから通わせます」
そう!
これなんだよね。
子供の意志を保護者が覚悟を決めて応援する。
子供の意志だけじゃ成立しないんだよ。
これが分かってる家庭と分かってない家庭では大きな差が生まれてくる。
幸い、
ZOO sports clubでは理解が進んだ保護者が多いと感じてますが、
人を育てるってそういうことじゃないのかな?
姿形だけ大きくなることは成長じゃないよ。
私が良く言う人間性!
私には、
そこが足りなかったと思う事があるからこそ選手達に伝えてるんだ。
どうでも良いと思ったら言わないよ。
良い選手になって欲しくて・・・
良い人間に成長して欲しくて言ってるんだ。
余談ですが・・・
最後の遠征先で山梨にいたときに、ウチの選手の小学生時代の恩師がわざわざ見に来てくれたんです。
埼玉から山梨まで・・・
その時に、
当事者が恩師へ挨拶に行くのは自然ですが、ZOOの他の選手も挨拶に行ったんだよね。
仲間の恩師に。
これは私が指示したのではありません。
選手達が自分の意志で挨拶に行ったんです。
このような選択が出来る選手に育ってくれて嬉しく思いました。
マイナス(ー)にマイナス(ー)を足しても答えはマイナス(ー)です。
選手達も人間ですからマイナスの意志になることだってありますよ。
荒波を越えながら成長するんです。
そんな時はマイナスを足さないでください。
私としては、
どうにかプラスになるように持って行く努力はしますので・・・
今日はお願いみたいになった児玉でした。
*お問い合わせは公式ホームページまで