どうも児玉です。
ウチの選手はそれぞれが目標を持って入って来てる事が多い。
その目標としては、
サッカーの強豪校に入ったり、中にはプロになりたいなんて選手もいるんだ。
勿論、
純粋にサッカーが巧くなれれば良いという選手もいるけどね。
下記のブログですが、時折、引用させていただいてます。
良記事ですよ。
例えば、
常時200人のサッカー部員が在籍している高校を目標にするとしよう。
数字が示すとおり強豪校である。
仮にそこに入れたとして、200人の中からスタメンを勝ち取るのは並大抵の努力じゃ入れない。
上記の記事にあるとおり、サッカー界では誰もがうらやむ席が、これだ。
今回書くのは勝負する選手の事です。
巷で、
「あの選手は能力が高い」
なんて耳にすることがある。
こういうのを軽く言っちゃう指導者がいる。勉強のように数値化しにくいから判断が難しいんだけど・・・
これ、
実際に見てないから分らないけど、
「何の能力なの?」
って聞きたくなる。
本当に能力が高ければ黙ってても上がってくるよね。
それを軽はずみな感覚(センス)で選手に伝えてしまう。
そして言った指導者はサッカー経験ゼロなんて事も実際にあったんだ。
選手の勘違いなんてこんなことから始まる事もあるんだよ。
努力出来なかったり、手を抜いたり・・・
それで、
上がって来れなければそれがその選手の能力。
本当に能力が
高いか低いかはそこで決まるんだと思ってる。
こんなのが予測できる?
他にも、
進学時にサッカーから離れてしまった選手とかに、
「センスはいいのに勿体ない」
とかも聞くんだけど、
「何のセンス?」
良いと思ってたセンスもそこまでなら、
それがその選手の全てだと思うんだよね。
椅子取りゲームを放棄した時点で、その勝負の世界ではゲームオーバーなんだ。
確かに、一目見て、
足元巧い子・・・いるよね!
走るの速い子・・・いるよね!
キックの巧い子・・・いるんだよ!
でも、
イコール(=)、能力やセンスの話じゃないと思うんだ。
言葉の違いじゃないよ。
一つの武器としての評価なら問題ないと考えてる。
けど、
選手を一括りにして「能力がある」とか「センスが良い」
では無いということ。
自動車で例えれば、
ただ速い車なら、GTRとかかな?
頑丈なら、ランドクルーザー?
乗り心地なら、エルグランド?
こんな感じになると思うんだ。
でも、周りはこれを一括りには語らないよね。
だって燃費だけ考えれば軽自動車の方が良いし、
山を走ったり、雪道を走ったりするならジムニーの方が合ってるでしょ。
そして、
これは自動車なんて興味ない人からすればどうでもいい世界。
サッカーでも同じことが言えると思うんだ・・・。
色んな人がいるから、
勉強も運動も興味ない人が、絵や音楽に夢中になることだってあるでしょ。
どの世界でも誰もがうらやむ椅子を目指してる人がいるんだよ。
って事。
そこを、
私はサッカー部門でサポートしていきたいだけ。
偏見なしにね!
だから、
最初に「センス」とかあんまり言わない方が良い。
そんな事がその後の人生を左右することもあるから。
センスがないから、続けないし、
椅子なんてどれでもいい、座れなくてもいいなんて思って欲しくないんだよ。
努力は報われるものじゃなくて、報われるまで努力するもんだと思ってるから。
それぞれが、
目指す目標に向かってどれだけ積み上げられるのか?
そこを育てる!
これで続けて行く選手こそが良いセンスってもんなんじゃない?
それぞれの目標を持った選手達が、
大人になってから後悔しないようにするため、
これからもマネージメントしていきますよ。
最後に、
私が学生時代に、人から言われて嫌だった言葉。
「児玉は巧いからいいよな~」
というのがあった。
俺はみんなより数倍頑張ってんだよ!!
っていつも思ってた。
選手一人一人の努力が、「センス」なんて生まれつきみたいな言葉で括られないように・・・
そして本当に、
皆がセンスの良い選手になるように願ってます・・・
ちょっと乱文になったけど、個人のセンスを他人に押し付けちゃ嫌よ。って話。
児玉でした。
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