こだまのこだわり

埼玉県日高市でZooスポーツクラブという総合型スポーツクラブを運営しております。主にサッカーに力を入れていて、ドリブルをテーマとした個の能力アップを目的としています。http://zoo-sports.com/

春トレ終了

 

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どうも児玉です。

 

遠征を延期した今年の春休み。

 

昨日で春休みの毎日トレーニングが終了しました。

 

間に、招待杯に参加させて頂いた事で成長が見られた選手、そうでない選手と差が出始めてきた。

 

目に見えて分るほどにね。

 

では、何処で差が付くのでしょうか?

 

一番大きなところでは意識でしょうね。

 

「巧くなりたい」

 

口だけなら三歳児でも言えるでしょう。

 

コレを、

実行に移すから成長するし、目標も現実的になってくる。

 

そう、

勝負しようと思ってる選手は目が違う!!

 

本当にここにきて伸びてきた選手がいるんだよね!!

 

 

 

でもね、

「結果的に上手になれなくてもいい」

「サッカーが好きだから来てる」

 

そういう考え方も有りなんだ!!

 

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ここで私の本音を少し・・・

 

高校に入ってもサッカーを続けようとかんがえてるのなら、一生懸命に取り組めるクラブチームをお勧めします。(本当はウチに来て欲しいけど、自分に合ったクラブを選んで欲しい)

これは強豪校に限らず、公立でも私立でも部活でサッカーを続けるという意味です。

 

しかし、

小6の決断の時期に将来の事まで考えるのが難しい・・・という意見を多く耳にする。

 

「まだ分らないから」とか「本当にやりたい事が見つかるかも」などなど。

 

極めつけは、

「サッカー選手になれるわけではないから」

 

そうですね。

人それぞれ考え方は違って当然ですから理解してるつもり。

 

 

しかし、選択肢を狭めてることには気づいて欲しいんだよなぁ~。

 

クラブチームに入ったら勉強に取り組めないとか、他の事が出来ないとか思ってる保護者って結構いるでしょ?

 

子供の能力を過小評価してませんか?

しかも、それって本当に子供の本心でしょうか?

 

要するに、

小学校6年間続けてきたサッカー。

中学生になる頃に部活にするかクラブチームにするか迷う時期ですね。

 

この時に安易に部活を選んでしまうケースの事です。

 

 

ここで事例を一つ 

 

以前、

交流のある指導者から聞いた話。

 

ジュニアチーム(クラブチーム)で活動してきたA君がジュニアユースに入らず、中学の部活に入ったそうです。

 

理由は、

「勉強に専念したいから」

でした。

 

数年後にOB達がクラブに遊びに来た際、その中にA君もいました。

 

一緒に汗を流した仲間達の中には強豪校に行った選手も多いです。

なかなか出場のチャンスは巡ってこないものの、彼らは目を輝かせてチャレンジし続けてるのです。

 

勿論、近隣の公立高校でサッカー部に入っている選手もいますが、ジュニアユースで真剣に取り組んだ成果が出ていて、その選手達はトップチームに入り活躍していたのでした。

 

A君も高校ではサッカー部に入ったものの、決して強豪ではないのにも関わらずトップチームどころかセカンドチームにも入ることが叶わず、

「スタンドでメガホンを振るのが上手になった・・」

と、自虐ネタをかますようになっていたんだ。

 

 

帰り際に・・・・、

「僕もジュニアユースに入っていれば良かった・・・」

と、語ったそうです。

そして、

「あの時、引き留めて欲しかった」

とも言ってたそうです。

 

 

本当に小6で勉強に専念したいと思う子が

「僕もジュニアユースに入っていれば良かった」

なんて言うでしょうか?

 

ジュニアユースに入ったら勉強できないの?

 

本当に他の選択肢がなくなるの?

 

現在、サッカーを続けているのなら、

私は選択肢を拡げるという意味でもクラブチーム(ジュニアユース)をお勧めします。

 

肝心なのは心半ばで諦めない事!!

 

前述した通り、

「結果的に巧くなれなくてもサッカーが好き」

ならば、上記のような後悔はないと思うんだよね。

 

 

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【何かを捨てないと前に進めない】

スティーブ・ジョブズの名言です。

 

これを私としては、

【一歩踏み出すには、片足ずつ地面から離さなければならい】と判断してます。

代償の法則ですね。

 

【捨ててでも叶えたいもの】

です。

 

これを誤って理解して当てはめた結果、行き先の分らない道へ足を進めれば、かえって迷う事になりませんかね?

 

何かに真剣に取り組む力は生きていく上で大きな原動力になります。

 

【真剣に取り組むもの】

これを間違ったり、言い訳の道具にしないで欲しいと思っています。

 

そして、前進する際に片足ずつ地面から離すのは決意の一歩だと思って欲しい。

 

 

春トレが終わり、ホッと一息の児玉でした。

 

 

 

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