こだまのこだわり

埼玉県日高市でZooスポーツクラブという総合型スポーツクラブを運営しております。主にサッカーに力を入れていて、ドリブルをテーマとした個の能力アップを目的としています。http://zoo-sports.com/

育成のこだわり3

 

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どうも児玉です。

 

良く聞く「継続は力なり」

 

Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏が色紙にサインをする際にも、よく添えていたメッセージの一つだったと記憶しています。

 

 

昔、

こんな話がありました。

 

ある中学校に、 

いつも競い合っていた同級生2人がいました。

 

A君B君にしましょう。

 

背格好も変わらず、

学力も同じくらいで、中の下ってところでしょうか。

 

A君B君は、

紛れもなくライバルだった

 

しかし、

一時を境に立場に差が出始める。

 

それは、A君が学力アップの為に学習塾に通い始めた時です。

 

勿論、

学力アップは良いことですし、本人の希望で通うのなら身になる事でしょう。

 

しかし、

急に塾に通い始めるなんてのは親の押しつけが多いんです。

だいたいタクトを振るのは親・・・

 

この時もそうでした・・・

 

そして、だんだん

A君はサッカーの練習も休みがちになり、

 

学力が上がったかと言えば、

ほとんど変わらず・・・

 

時間を費やしているのに結果が伴わないと落ち込む。(親子共々)

 

中1の終わりにはB君に、

サッカーも勉強も差をつけられてしまっていたのでした。

 

ライバル関係の崩壊ですね。

 

 

何が言いたいのかと言うと、

 

子供の成長期って、誰にでも必ず飛躍的に伸びる時期があると思うんです。

タイミングですね。

 

これはゴールデンエイジと通じる話。

 

そしてその時期を見逃さず、その時期に努力していた者。

成長を実感できた者に自信が付き、更に能力が開花すると私は考えてます。

 

結局、

A君は学習塾もサッカーも中途半端になってしまった・・・

 

 

既出してますが、ウチのクラブには、

骨折したり靱帯を損傷したりしても見学や雑用に来る選手がいる。

 

私が、

「家で休んでれば?」

と本気で聞くと、

「来てないと不安になるので・・」

と言う。

 

こんな選手が巧くならない理由が見つからないでしょ?

 

だからコチラも「真剣に向きあわなくちゃ」と思うんですよ。

 

所詮、人と人。

 

心を動かされればね・・・

 

 

 

あれもこれもと出来る子なんて、そうはいません。

 

だからみんな努力する。

 

まさに「継続する意志は力なり」

 

何かに夢中になれない子って、全てに中途半端になりがちだと思う。

 

 

以前、知り合いのサッカー選手が飲んでる席で言ってたのを思い出す。

「世界一サッカーが巧くなったら、俺はサッカー選手を辞めると思う」

なぜなら、

「攻略方法を知ってるゲームをして何が楽しいの?」

ですって。

 

酔っ払いの戯言か?なんて聞いてたけど、

今となっては、

言い得て妙

 答えの分かってる問題集はやらないもんね・・・

 

極めてみようと思う気持ち・・・

 

目標を目指す気持ち・・・

 

そして、そこを目指した意志は必ず自信に繋がり、次へ進む活力となる。

 

それを伝えるのが私の使命だと思ってます。

 

考えてないようで色々考えてる児玉でした。

 

 

 

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