どうも児玉です。
中学生になると公立では中間テストや期末テストがありますよね。
点数が通知表に直結するわけではないけど、点数は凄く気になる。
まあ自然な流れなんだろうけど・・・
古来より文武両道という言葉があるけど、
意味としては、
「文事」と「武事」の両道を表します。
「文事」とは学問だけではなく、絵や歌(詩)も含まれます。
そして、「武事」とはいくさ(戦)に関する技術。
要するに、学問にも戦にも長けている者が秀でてているとされていました。
これを現代の「勉強」と「スポーツ」に置き換えているわけですね。
ただ、ほんの少し偏ってしまったのが
本来、勉強の中に「絵」や「歌(詩)」もあるのに、テストの点数ばかりに重視してしまってる部分と、
「戦(いくさ)」の中に「技術」とされてるのが、試合の「結果」にすり替わってる部分です。
音楽や体育の成績は受験に直結しないから気にならない保護者の方って意外と多くないですか?
サッカーでも「試合に強いチームは凄い!」と思ってませんか?
だから、
学校の成績も結果優先になり日々の積み重ねよりも、「とにかくテスト前に勉強」みたいになってしまう。
そして、本来身につけるべき習慣などが身につかず、勉強は塾でしかしない。
家ではゴロゴロしてるだけ・・・
でもテストではまあまあの成績だから保護者も注意しなくなる。
サッカーでも練習に行かなければ、家ではボールにも触れない。
用具も置きっぱなし・・・保護者に頼りっぱなし・・・
それでも試合にはそこそこ勝てるから保護者もそれで満足してる??・・・
これが本当に「文武両道」なのでしょうか?
文事とは、
もっとシンプルに学問と向き合う。
時には絵画や音楽、詩に没頭してみる。
武事も同様、
真面目に自分の技術と向き合う。
どちらも、
どうすれば自分をもっと高められるかを考える!
私は、
義務教育の育成年代ではここが重要だと思うんです。
即ち、文事も武事も
「自ら考えて行動する力」
これこそが文武両道の始まりだと考えてるんですが・・・
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